宿題の副産物
今日の東京は不安定な天気でした。
朝の出勤時には強い雨が降り、そして昼間は晴れたりもしたのですが、
夕方には、雷雨となりました。
明日も天気は良くなさそうですね(会社休みてぇ~)。
夕立前の東京
それでは、ブログ本編にいきたいと思います。
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次男の夏休みの理科の宿題は、理系の新書を読んでリポートを書くことでした。
「何を読んでいいかわからない」と相談を受け、
私が持っている本の中から選んでみるか、と思い立ち探してみたところ、
『飛行機に乗ってくる病原体』(響堂 新 著)が出てきました。
私、エボラウィルス病とか、マールブルグ病とか、ウィルス性出血熱とか、
寄生虫による病気とか、危ない病気に興味があるのです。
買った当初、何度も読んだ本です。
どういう本かというと、平たく言えば、国を越えた人の移動や、物流によって
ウイルスや病気の媒体になる虫、動物が日本にも入ってくる可能性が
現実的にあるので、対策が必要ではないか、ということが書かれています。
この本、結構古い本なんです。
もちろん新型コロナなんて書かれた時にはなかったし、
これだけ長きにわたり世界中でパンデミックを起こす病気が出てくるなんて、
一部の専門家を除いては、当時あまり考えられていなかったと思います。
本の警告が現実のものとなったのですね。
次男の理科の宿題は、私の協力もあって何とか終わりました。
そこで、久しぶりにこの本、読んでみたんです。
いやぁ面白かったですね。実に興味深かったです。
コロナが終息してもいつか新しい病気もしくは今ある病気による、
世界的なパンデミックがまた起きるのだろうなと
読んだ後には思わざるを得ませんでした。
過去に読んだ本をまた読んでみようかと思うようになったのは、
まさに宿題の副産物でした。
そういえば、エボラ出血熱を扱った「ホット・ゾーン」という本も
なかなか面白かったなぁ。また読み返してみようっと。